
自宅で自身の作品について話すフィエル・ドスサントス・ラファエルさん=2025年9月、モザンビーク・マプト郊外(中野智明氏撮影・共同)
アフリカ南部モザンビークで1970~90年代の内戦時に使われた武器を分解し、アート作品に生まれ変わらせる芸術家がいる。自身も子どもの頃に内戦を経験した。作品に込めるのは「武器のない世界にしたい」との平和への願いだ。松山市のNPO法人が活動を支援し、日本でも作品が展示されている。
「これはロケットランチャーの先端。人の顔に見えてこないか」。芸術家フィエル・ドスサントス・ラファエルさん(53)が首都マプト郊外の自宅で、解体された武器を手にして笑顔を見せた。
モザンビークは75年にポルトガルから独立。その後、南アフリカなどが絡んだ凄惨な内戦が92年まで続いた。ラファエルさんは72年生まれで、兄の1...
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