通訳(左)を介しながら、ミャンマー出身の女性(右)を診察する高柳喜代子医師=東京都千代田区の結核予防会総合健診推進センター
 通訳(左)を介しながら、ミャンマー出身の女性(右)を診察する高柳喜代子医師=東京都千代田区の結核予防会総合健診推進センター
 通訳(左)を介しながら、ミャンマー出身の女性(右)を診察する高柳喜代子医師=東京都千代田区の結核予防会総合健診推進センター
 診察を受けるミャンマー出身の女性=東京都千代田区の結核予防会総合健診推進センター

 エイズ、マラリアと並ぶ三大感染症の一つで、かつては“国民病”とも呼ばれた結核。日本での患者数は減少傾向で「低まん延国」の水準だが、外国からの労働者や留学生の感染者が増え、若い世代を中心に拡大の懸念もある。潜伏期間が長いため、入国前検査だけでは流入を防ぎ切れない。入国後の定期検査が有効で、通訳が待機するなど、外国人が受けやすい検査や医療の体制構築が急務だ。

 結核は結核菌によって空気感染する。ワクチンや薬はあるが、早期に見つけて治療しないと集団感染につながる。服薬がおろそかになると薬が効かない「耐性菌」になる恐れもある。アジアの国々では流行が続いており、日本で外国生まれの患者割合は2割ほど。移民...

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