幼い頃の大介さん(仮名)と寺本さん=1989年(大介さん提供)
 幼い頃の大介さん(仮名)と寺本さん=1989年(大介さん提供)
 寺本さんの遺体が見つかった海岸=2025年12月3日、和歌山県広川町
 唯一の遺品となったハンカチを手にする大介さん(仮名)=2025年9月10日、大阪市
 大阪地裁
 浜田被告と信奉者らのやりとりの録音の文字おこし。「人殺し」「やってない」との浜田被告の発言が並ぶ
 5ページにわたった大介さん(仮名)の供述書
 自殺を図ったとされる海岸=2025年12月3日、和歌山県広川町

 2020年8月、和歌山県の海岸で、男性2人の遺体が見つかった。手首にマイクコードが巻かれ、つながれた状態だった。亡くなったうちの1人は、66歳の寺本浩平さん。残された遺書にはこう書かれていた。「コロナで仕事が取れなくなり、私の夢は打ち砕かれました」。死因は溺死。和歌山県警は自殺として処理した。

 東京都に住む寺本さんの息子、大介さん(仮名)は、かつては父が大好きだったが、こう思った。「自分を見捨てた最低な父親だ」

 それから4年後、状況は一転した。「占い師らが死に関わっているかもしれない」。情報提供を受けた大阪府警の再捜査がスタート。昨年3月、自殺をそそのかした自殺教唆容疑などで、自称占い師の女...

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