戦争をテーマにした絵画の制作に励む池田菜々香さん=6月、福岡市の九州産業大
 戦争をテーマにした絵画の制作に励む池田菜々香さん=6月、福岡市の九州産業大
作品「よんまんひきのしらす」の一部(池田菜々香さん提供)
勤務先の中学校で平田忠道さんの被爆体験を伝える三尾健介さん=横浜市
戦争をテーマにした絵画の制作に励む池田菜々香さん。手前は作品のモチーフになったクッキー=6月、福岡市の九州産業大

 戦争の惨禍の記憶を伝えなければ―。太平洋戦争終結から80年。当事者の高齢化が進む中、原爆や空襲、戦地の実相に耳を傾け、記録し、平和への願いを受け継ごうと、各地で奔走する人たちがいる。

 福岡県の大学院生、池田菜々香さん(22)は、戦時中に兵器工場があった北九州市に生まれ、戦争をテーマに絵画作品を制作している。横浜市の中学教諭三尾健介さん(46)は、被爆者、空襲体験者から直接聞いた話の伝承に取り組んでいる。(共同通信=佐藤凜大郎、黒木和磨)

 

 ▽絵画で戦争の記憶継承―戦争をテーマにした作品の制作に励む大学院生の池田菜々香(いけだ・ななか)さん(22)

 私が生まれ育った北九州市には戦時中、西日本最...

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