
米ニューヨークの観光名所タイムズスクエアで、「王はいらない」と書かれたプラカードを掲げるデモ参加者=2025年10月(共同)
「リベラルな秩序」の核となる考えはシンプルだ。政治は良き法をつくるためにあり、法は社会協調のルールを提供する。こうしたルールに導かれるとき、社会は長期に安定し、経済的にも繁栄する可能性が高い。
このシステムでは、ジャーナリストや学識経験者、市民社会が重要な役割を果たす。社会の発展を評価し、誤りを批判し、代替手段を提起するからだ。次の段階では政治家に、法の支配や説明責任を尊重しつつ、多様な見解を政策に落とし込むことが期待される。
リベラルな秩序は、自由意思に基づくが故に「寛大」なのだ。何者にも支配されない協力システムに、誰もが自由に参加できるということだ。
▽新・反自由主義
しかし、個人の自由...
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