
高市早苗政権は昨秋の発足直後、外国人政策の見直しに着手した。1月の衆院解散当日にまとめた総合的対応策は、在留管理の厳格化を柱とし、共生する上で「秩序」が重要だと強調。選挙戦で首相は成果としてアピールした。信任が得られたことで、規制強化の方向性は維持される見通しだ。ただ、日本に住む外国人からは「生活し続けられないかもしれない」と不安の声が上がる。
政策見直しの背景には、昨夏の参院選で「日本人ファースト」を掲げる参政党が支持を集めたことがある。主に保守層に浸透し、外国人政策への関心がかつてないほど高まった。首相は政治信条が近い小野田紀美氏を担当相に起用し、対策の検討を急ぐよう指示した。
2カ月半...
残り691文字(全文:991文字)











