バングラデシュ・ダッカの街角に張られた候補者のポスター=11日(共同)
 バングラデシュ・ダッカの街角に張られた候補者のポスター=11日(共同)
 バングラデシュ・ダッカ、インド、中国、パキスタン
 バングラデシュ・ダッカで演説するイスマイルさん(本人提供・共同)
 バングラデシュ・ダッカに掲げられた候補者の横断幕=12日(共同)
 赤いペンキがかけられたハシナ前首相の絵=11日、バングラデシュ・ダッカ(共同)
 バングラデシュのジア元首相の横断幕(奥)。手前は長男のラーマン氏=11日、ダッカ(共同)

 2024年の政変で強権的なハシナ政権が倒れたバングラデシュで総選挙が実施され、民主国家再建へ一歩を踏み出した。抗議活動で政変をもたらした「Z世代」は熱が冷め、同国で長年続いてきた政敵弾圧という負の連鎖を断ち切れるかどうかに不安を募らせる。新政権は、大国インドと南アジアで影響力拡大を図る中国との間で難しいかじ取りを迫られる。

 ▽排除

 国民年齢の中央値が20代中盤の若い国バングラデシュ。政変の発火点も大学生だった。若年層の失業率が16・8%と就職難にあえぐ中、1971年の独立戦争功労者の親族らには公務員の採用優遇枠が適用された。不公平な制度への不満はデモの形で爆発し「反ハシナ」のうねりを生んだ。...

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