
「共働き・共育て」について語るNPO法人「ママライフバランス」の上条厚子代表理事=13日、東京都港区
男女の賃金格差解消のペースが鈍っていることがデータで浮かび上がった。平等の早期達成は見通せない。特に製造業が盛んな東海と北関東で格差が目立ち「男性が稼ぎ、女性は支える」という性別役割分業意識が背景に指摘される。改善に向け、職場でも家でも男女が協力する「共働き・共育て」を目指す動きが盛んになってきた。鍵は男女双方の意識改革だ。
▽いばらの道
「夫の収入だけで生活できて、家も車も持てる。それを支える主婦や一般職の女性には幸せな街。でも総合職はいばらの道です」。愛知県に住む50代の希さん(仮名)はそう打ち明ける。
大学卒業後、自動車関連会社に就職。午前7時から午後10時まで「総合職なら当然」の長時...
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