3者会談に臨む(右から)フランスのマクロン大統領、ドイツのメルツ首相、スターマー英首相=13日、ドイツ・ミュンヘン(AP=共同)
 3者会談に臨む(右から)フランスのマクロン大統領、ドイツのメルツ首相、スターマー英首相=13日、ドイツ・ミュンヘン(AP=共同)

 フランスとドイツの首脳は13日開幕したミュンヘン安全保障会議で、米国に頼らない欧州の独自防衛強化に向けた決意を相次いで表明した。自立した核抑止構築に向け協議していることも公表。ロシアの脅威が強まり、トランプ米政権の自国優先主義で米欧同盟の不確実性が増す中、欧州の結束を誇示した。だが戦闘機の共同開発は難航、足並みの乱れも目立つ。

 ▽核心

 「欧州は『地政学上の一大勢力』にならなければならない。たとえそれがDNAに組み込まれていないとしても」。フランスのマクロン大統領は演説で独自の防衛力を備えた「強い欧州」を目指すよう呼びかけた。

 2017年に大統領に就任したマクロン氏がミュンヘン安保会議に初めて...

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