
すばる望遠鏡が撮影した巨大惑星(矢印の先、中央は恒星。T.Currie/Subaru Telescope、UTSA提供)
国立天文台などが参加する太陽系外惑星探査の国際チームは、地球から遠く離れた恒星の周りに、巨大惑星など二つの天体を発見したと2025年12月に明らかにした。
これら暗く見えにくい天体の探索には非常に手間と時間がかかるが、今回の発見は、天体の位置を精密測定する人工衛星と、撮像能力が高い日本の「すばる望遠鏡」が宇宙と地上で連携する新手法によって可能になった。探査新時代の幕開けとも言え、第2の地球や地球外生命の探索にも弾みがつきそうだ。
▽直接観測は困難
一つ目の発見は、しし座の方向、約275光年先にある恒星の周りを回る巨大惑星。質量が太陽系の木星の18倍弱あるガス惑星で、恒星を回る軌道は、太陽に対...
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