
理科部に所属した中学時代の牧輝弥さん(後列中央)
典型的な理科好き少年だった近畿大の牧輝弥さんが微生物に初めて興味を持ったのは小学2年の時だった。医師の父親を持つ友人の家で遊んでいたときに、電子顕微鏡で撮影した微生物の写真を見せてもらった。「人間の目では見えない生き物がいる」と驚いた。
早くから研究者を意識し、進学した京都の中高一貫校では理科部に所属した。京都大へ進んだが、学部は「なんとなく海は楽しそう」という理由で選んだ農学部水産学科。「研究は自分で目標を立て、乗り越えるという作業の繰り返し。それを楽しいと思えたので対象は何でも良かった」
赤潮に関する細菌や遺伝子組み換え植物の研究を経て、助手として金沢大で植物プランクトンを研究していた2...
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