第1回新潟国際アニメーション映画祭の授賞式でスピーチする押井守審査委員長(右)=2023年3月、新潟市中央区
第1回新潟国際アニメーション映画祭の授賞式でスピーチする押井守審査委員長(右)=2023年3月、新潟市中央区

 第4回新潟国際アニメーション映画祭が20日から6日間の日程で、新潟市中央区を舞台にスタートする。世界中から多彩なアニメが集まる映画祭のこれまでの経過や、今回の映画祭の見どころを紹介する。(4回続きの1)

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 映画祭は、長編アニメに焦点を当てたアジア最大級の国際映画祭として、2023年3月に始まった。

 目玉の長編コンペティション部門では「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」などで知られる押井守監督が第1回審査委員長を務め、話題を集めた。新潟の印象について「映画祭は都会的な日常を離れたリゾート地のような所で映画を楽しむのが趣旨。地方での開催は当然のこと」と指摘。「新潟は日本海に向かって開かれた港町だったわけで、国際的なイベントをやることに何も違和感はない」と語った。

 第1回は、村上春樹さんの短編をフランスで映画化したピエール・フォルデス監督の「めくらやなぎと眠る女」が栄冠を手にした。これを機に、日本語吹き替え版の制作が決定。全国で公開される契機になった。

 このほか、レトロスペクティブ部門では過去の名作を回顧してきた。第1回は「AKIRA」で知られる大友克洋監督、第2回はスタジオジブリで活躍した故・高畑勲監督を特集。名監督が関わった作品を一堂に上映し、関連するトークも開催された。

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 映画祭事務局は16日、映画「この世界の片隅に」を手がけた片渕須直監督が新作について語るイベントを21日午後6時半、新潟市中央区の市民プラザで行うと発表した。入場無料。

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