
治験が進むiPS再生医療等製品
人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った重症心不全とパーキンソン病向けの再生医療等製品が、世界で初めて実用化される運びとなった。山中伸弥・京都大教授が作製に成功し、ノーベル賞の栄誉にも輝いた「夢の発見」の成果が、20年の時を経て医療現場の患者に届けられようとしている。「ようやく治療の可能性が出てきた」。待ち望んだ前進に、患者や医療関係者からは喜びと歓迎の声が上がる。
▽可能性
「患者として喜ばしい、とても大きな一歩だ」。「全国パーキンソン病友の会」の代表理事で静岡県在住の丸山美重さん(53)はそう話す。
これまでのパーキンソン病の薬は、症状を抑えるものが中心だった。今回実用化の運びとなった「ア...
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