ウクライナ・リビウで整列する女性の士官候補生ら=2025年10月(ゲッティ=共同)
 ウクライナ・リビウで整列する女性の士官候補生ら=2025年10月(ゲッティ=共同)
 ウクライナ・キーウ州で整列する空軍部隊の女性=2024年11月(ゲッティ=共同)
 防衛装備メーカー「ブラマー」の創業者イリーナ・コバリさん(本人提供・共同)
 負傷兵を乗せて運ぶ避難用リヤカー(ブラマー社提供・共同)
 防衛装備メーカーのブラマーが開発した負傷兵を運ぶそり型担架(同社提供・共同)

 ロシアの侵攻を受けるウクライナの防衛を女性が支えている。男性の仕事というイメージが強かった防衛産業で女性従業員の割合は増加傾向だ。軍に所属する女性は7万人を超え、志願兵の2割が女性とされる。電子戦や無人機技術の革新が著しい現代戦では男女の体格差がハンディになりにくいことが背景にある。

 ▽転機

 「前線に行かなくても、女性は戦っている」。防衛装備メーカー「ブラマー」の創業者イリーナ・コバリさん(37)は語る。負傷兵を運ぶ避難用リヤカーを製造し、2022年2月の侵攻開始以降、8500台以上を戦闘地域に送った。激戦地の東部ドネツク州や南部ザポリージャ州など多くの前線で使用される。

 ブラマーはもともと...

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