2月22日(日)晴れ NIAFFでは「コンペティション」の他にさまざまな特集プログラムが組まれている。大きな柱の一つが「レトロスペクティブ」。アニメーション史に重要な業績を示した作家に焦点を当て、その作品を網羅的に上映する企画。会場は新潟を代表するミニシアターのシネ・ウインド。これまで押井守、高畑勲、今敏を取り上げ、今回は手塚治虫。22日昼の「リボンの騎士」はチケット完売の盛況。NIAFFでは早くも次回に「パート2」の実施が発表されている。
シネ・ウインドで行われているレトロスペクティブではトークイベントも行われ、作品の背景やエピソードが聞ける(21日、手塚眞さんトーク)
「コンペティション」も前回までの長編に加え、今回からストーリー性のある中編作品を対象にした「Indie Box」を実施、熱い注目を集めている。
また、日本初上映を含む長編作品がお披露目される「世界の潮流」では大島渚監督の異色作「忍者武芸帳」の登場も話題だ。
大川博賞・蕗谷虹児賞関連や審査員による講演などが行われる「マスタークラス」、主に学術分野の講演や研究発表の「フォーラム」、さらに新潟ならではの「新潟在住学生企画 アニメーション上映+座談会」、STUDIO4℃社長「田中栄子講演会」などの企画も注目を集めている。これらの多くが入場無料なのも魅力だ。
古町・本町商店街では映画祭の応援プロジェクトを実施中。いただいた映画祭デザインの紙袋は丈夫そうでお土産を入れるのにちょうどいい(五味さん撮影)
盛りだくさんな毎日だが、目的を定めてしまえば一会場あたりはプログラム間の時間も例年よりもたっぷり取られている。友人の中にはこの時間を利用して古民家巡りや博物館、白山神社参拝などを楽しんだ人もいる。私は古町のカフェ巡りを楽しんだ。レトロな雰囲気のある古町のカフェはスイーツやランチもおいしく、NIAFF参加の楽しみのひとつ。私のイチ押しは市民プラザ近くの丸屋本店さんの白玉。日本有数の米どころで水もおいしい新潟だけに白玉も絶品で、丸屋さんではゆでたてが提供され、滑らかなもちもち感は一度味わえば忘れられない。NIAFFに来たら必ず行くお気に入りだ。(アニメ評論家)












