
アサヒ飲料が開発した、二酸化炭素(CO2)の吸収材を搭載した自動販売機
樹木のように大気中の二酸化炭素(CO2)を“食べる”自動販売機―。清涼飲料大手のアサヒ飲料が国内で初めて開発した、特殊なCO2吸収材を搭載した自販機の設置が全国に広がり、低炭素化に一役買っている。集めたCO2は工業原料に転用可能といい、資源循環策としても注目される。2024年に本格展開を開始し、25年12月時点で導入は5千台を超えた。30年までに5万台の設置を目指すという。
▽最大2割削減
自販機は通常、周囲から吸い込んだ大気を利用して商品を冷やしたり温めたりしている。アサヒ飲料が特許を取得した「CO2を食べる自販機」で用いられているのは「直接空気回収(DAC)」と呼ばれる、大気中から直接C...
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