(絵:100%ORANGE)
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 2000年の冬に書いた小説、「トリツカレ男」はさ、三段跳び、ナッツ投げ、探偵ごっこ、外国語と、なんにでもバカみたいにトリツカレちまうジュゼッペって若いのが(その作品風に書いてます)、風船売りの女の子ペチカにトリツカレちまってだな。彼女のこころのくすみをきれいさっぱり払うため、身につけた技を駆使してがんばる、って話なんだけど、それが、去年の11月、なんとアニメ映画になった。

 前評判はさんざん。ポスターの絵柄が、なんていうか、そう、昭和の半ばのマンガ映画みたいで、これっぽっちもイマ風じゃない。ネットには、罵詈(ばり)雑言がならんだね。「キモい」「誰が見んの?」「爆死確実」

 公開後3日、ぽつりぽつ...

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