子育ては楽しみいっぱい! でも悩みもいっぱい… そんな悩みに、皆さんが実践している工夫・アイデアをみんなで共有して考えるのがこのコーナー。
 「アドバイス編」では、子育てに関わる人や子どもたちを応援するマミーズネット理事長・中條美奈子さんのアドバイスをお届けします。また、読者の皆さんからもお悩み攻略法をご投稿いただきました。併せて紹介します。

■中條 美奈子(なかじょう みなこ)
認定NPO法人マミーズ・ネット理事長。
子育てひろば全国連絡協議会理事。
子育て支援歴は30年以上。現在は、子育て支援者の人材育成や講演、コンサルティング等で全国を飛び回って活動しています。
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「第5回テーマ 食べ物の好き嫌い、食べ物で遊ぶ、だらだら食べ、どうしてる?」

♡中條美奈子さん(マミーズネット理事長)からのアドバイス

■食べ物の好き嫌い

「これが嫌いな子」とは考えず、「まだこの食材に慣れていないだけ」と捉える
 とにかく無理強いはしないのが基本です。けれども嫌いだからと食卓に出さなくなるのではなく、調理法や見た目を変えたりしながら時々出し続けます。そして「においをかげただけでも、第一歩」と褒め、一口だけでも食べられるのはもっと先かもとのんびり構え、「大きくなるとおいしく食べられるんだよ」と明るく言い続けていきましょう。味覚は成長と経験で変わっていきます。いつかはおいしさに気が付きます。
 反対に苦手と感じている食べ物に、親からの「食べてくれなくてがっかり」「食べないのはわがままだ」といったメッセージがついてくると、余計に嫌になってしまいます。

■食べ物で遊ぶ

実はそれは「探索行動」
 せっかく作った離乳食を手でぐちゃぐちゃにされたり、お皿ごとポイっと投げられたりすると、がっかりを通り越して頭に血が上ったりもするのですが、赤ちゃんたちにとってそれは「探索行動」。食べ物や食器に興味があって、好奇心からやっていることで、学びの過程でもあります。親にとっては大変残念な行動ですが、赤ちゃんの成長に必要なことです。離乳食は「探索」の道具でもあると親も考え、遊ばれてもがっかりしないでいられる程度に頑張りすぎない調理にしましょう。親が疲れてしまって赤ちゃんに優しく接することができなくなっては本末転倒です。

■だらだら食べ

時間を区切って親子そろって楽しく食べる
 だらだら食べを防ぐには、時間を区切ること。子どもが遊び始めたら「ごちそうさま」にしましょう。それが我が家のルールだと子どもが理解すれば、ご飯のときに食べたい量をきちんと食べるようになります。
 そして、子どもだけが食べるのではなく親も一緒に楽しそうに食べる。楽しいと食事が進むのはおとなも子どもも一緒です。効果抜群です。子どもたちにとって、親が一緒に笑顔で楽しく食べてくれることが一番のごちそうです。

 料理は無理のない範囲でOK、なにより親が笑顔でいられることを大事にしてみましょう。食事時間が親子にとって楽しい時間になりますように。

 

読者の皆さんからのアドバイス

|とも(30代 男性)|
・食卓を楽しい雰囲気に演出するのが効果的でした!
子どもの好きなキャラクターのプレートで料理を出したところ、同じ料理でも楽しそうにモリモリ食べてくれました(笑)

|百万石(40代 男性)|
・少しでも食べたらオーバーに褒めたり、リアクションしたりして見せています。
また親がおいしそうに食べてみせたりすると、つられて食べたりします。

|まま(40代 女性)|
・嫌いな食べ物は、細かく刻んでお汁に入れています。
それでも残す場合は汁を飲んだらOKにしています。

|しろくま(40代 女性)|
・年齢・月齢にもよりますが、大人が思っている以上に小さく切らないと、子どもには食べにくいと聞いて、とにかく小さな一口サイズを意識していました!
あとは、大らかに構えて遊びはじめたら切り上げてました。保育園ではみんなの空気に流されていい子に。