信越化学工業は5日、米国で約5300億円を投じて工場を新設すると発表した。主力の塩化ビニール樹脂の原料を増産する。原料の自主調達を増やし、費用削減や安定確保につなげる。工場は2030年末までの完成を予定している。

 米国には原料のもととなる天然ガスや塩が豊富にあり、生産に適しているという。米国子会社のシンテックがルイジアナ州に所有する用地に工場を新設する。

 塩化ビニール樹脂は...

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