選挙集会で演説するアヌティン首相。背後の大画面に軍服姿が映し出された=1月、バンコク(共同)
選挙集会で演説するアヌティン首相。背後の大画面に軍服姿が映し出された=1月、バンコク(共同)
 バンコクの「タイの誇り党」本部で記者会見するアヌティン首相(前列中央)=2月8日、バンコク(共同)
 バンコクの国民党本部で演説するナタポン氏(中央)ら=2月8日
 バンコク近郊で支持者にサインするピター氏=1月28日
 記者会見する前進党のチャイタワット党首(中央)とピター前党首(その左)ら=2024年8月7日、タイ・バンコク(前進党提供・共同)
 タイ最高裁前に集まったタクシン元首相の支持者ら=2025年9月9日、バンコク(共同)
 首都バンコクでの政治集会で国旗を掲げる参加者=2025年6月
首都バンコクで開かれた政治集会の参加者ら=2025年6月
 バンコクで演説する元ホテル経営者で商務相のスパジー氏

 日本で自民党が圧勝した衆院選投開票日の2月8日、東南アジアのタイでも下院総選挙が実施されていた。「ほほえみの国」と呼ばれるほど人々の優しい笑顔が印象的なタイだが、当然ながら政治や外交の現場ではさまざまな思惑が巡っている。選挙戦では若者に人気でフレッシュなイメージを発信する改革派野党「国民党」と、王室を中心とした伝統的な国のあり方重視を打ち出す政権与党「タイの誇り党」が激突。事前の世論調査で優勢だったはずの改革派野党が敗れた。背景には昨年のカンボジアとの軍事衝突があるという。タイで今、なにが起きているのか―。(共同通信バンコク支局=伊藤元輝)

▽「誰が首相にふさわしいか」

 「予想以上の結果だ」

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