国会前で救済法案の成立を訴える空襲連のメンバーら=2月
 国会前で救済法案の成立を訴える空襲連のメンバーら=2月
 空襲連の集会であいさつする議連会長の平沢勝栄氏=6日、国会

 東京大空襲から10日で81年を迎えた。国内各地への米軍の空襲で生じた民間人被害への救済は、いまだ実現していない。超党派の議員連盟が救済法案の国会提出を目指してきた。これまで何度も政局などに翻弄され、頓挫。「たなざらし」が続いている。高齢の被害者や遺族は「残された時間は少ない」として、特別国会での成立に向け首相の決断を求めている。

 ▽壁厚く

 6日、全国空襲被害者連絡協議会(空襲連)が、国会内で開いた集会。議連会長で自民党の衆院議員平沢勝栄氏は、孤児となった人らを前に謝罪した。「なんでこの法律ができないのか。自民党が悪いと思っているでしょうが、その通りです」

 政府は旧軍人・軍属に恩給などを支払う...

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