
集落の自主防災組織の訓練で、簡易トイレの設置方法を伝える笹沢少年消防クラブのメンバー=2025年10月、津南町外丸
2011年3月12日に発生した新潟・長野県境地震から間もなく15年。震度6弱の揺れに襲われた津南町では「減災には地域で助け合う『共助』が不可欠だ」として、地域の防災力を高めようと工夫を重ねている地区がある。一方で、高齢化を背景に町内の自主防災組織の組織率は伸び悩んでおり、町は集落間連携を模索している。
信濃川左岸にあり、県境地震で住宅が傾いたり土砂が崩れたりする被害が出た外丸地区では、翌年の12年に「笹沢少年消防クラブ」が結成された。子どもの防災意識を養うとともに地域活性化につなげようと、地区住民が呼びかけた。現在のメンバーは、旧外丸小学校区の小学生から高校生までの23人。拍子木を打ち鳴らして...
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