ドイツ・フランクフルトの空港上空に伸びる飛行機雲=2025年10月(共同)
 ドイツ・フランクフルトの空港上空に伸びる飛行機雲=2025年10月(共同)
 ナイジェリアの最大都市ラゴスから空港方面に広がる空=2025年12月(共同)
 航空機追跡サイト「フライトレーダー24」に表示された、アフリカと欧州上空の航空便の飛行状況=2025年12月(共同)

 昨年秋、赴任先のケニアから日本に一時帰国した際、ドイツ・フランクフルトを経由した。空を見ると、幾筋もの飛行機雲が縦横に走っている。ふと思った。「アフリカでは飛行機雲をめったに見ない」

 格安航空会社の発展もあり、主要都市間に緊密な航空網がある欧州。国際航空運送協会(IATA)によると、2024年の旅客輸送世界シェアは1位のアジア太平洋地域に次ぐ26・7%を占めた。知人のカメラマンは「英国とドイツの間は日帰りできる」と話す。

 かたや、アフリカの空は空いている。人口は欧州連合(EU)の3倍超の15億人、面積は約7倍だが、旅客シェアはわずか2・2%。空港付近で空を見ても飛行機雲を目にした記憶がない。...

残り247文字(全文:547文字)