新潟地裁
新潟地裁

 東京電力柏崎刈羽原発の周辺住民らが東電を相手取り、全7基の運転差し止めを求めた訴訟の第50回口頭弁論が24日、新潟地裁で開かれた。意見陳述で原告の1人は、原発事故が起きれば大量の放射性物質による土壌汚染の影響が長く続くと指摘し、「稼働を止めることが事故の回避策だ」と訴えた。

 福島県飯舘村在住で新潟市東区出身の原告伊藤延由さん(83)は、2011年の東電福島第1原発事故以降、飯舘村内外で土壌を調査している。意見陳述で、事故から15年がたち、除染済みとされる地域でも相当量の放射性物質が土壌内に残っていると強調。柏崎刈羽原発で事故が起きれば「土壌汚染からの回復は困難だ」として、再稼働を差し止めるよう求めた。

 原告側弁護団は...

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