
取材に応じるノンフィクションライターの安田浩一さん=3月31日、大阪市中央区
2月の衆院選や大阪府知事・市長の出直しダブル選の街頭演説では、候補者をののしったり、挑発したりする人たちの姿が目立った。保守色の強い自民党や参政党の候補者に対し、外国人に差別的だと激しく抗議していたが、聴衆の中には過激な言動に眉をひそめる人々もいた。
候補者に向かって怒号を上げる集団には、「NO HATE 共に生きよう」とのメッセージが書かれたプラカードを掲げる人もいた。多くの人に共感されにくそうな方法で、他者との共生を訴えるのはなぜなのか。
日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は選挙運動を妨害する行為の規制について、来春の統一地方選までの法整備を目指す考えを示した。
候補者への抗議活動は、正当な...
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