
中部電力浜岡原発
基準地震動を大きくすると、再稼働審査で施設を支える地盤が持たない可能性を指摘されるのでは―。浜岡原発(静岡県)の耐震設計に関わる不正なデータ操作の背景には、中部電力側のこうした懸念が存在したと関係者は指摘する。南海トラフ巨大地震の想定震源域直上にあり、被災リスクが高い同原発。原子力規制委員会の厳しい要求に現場では不満も。審査の長期化で再稼働が遠のく事態を恐れた内情も透ける。
▽エスカレート
中部電は2014年と15年に浜岡原発3、4号機の再稼働を目指して審査を申請した。規制委の審査会合で23年に認められた基準地震動は、当初の申請通り1~4号機周辺で最大1200ガル。日本原子力発電の東海第2原発(...
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