4月17日、米アリゾナ州フェニックスで演説するトランプ大統領(ロイター=共同)
 4月17日、米アリゾナ州フェニックスで演説するトランプ大統領(ロイター=共同)
 パリの事務所でインタビューに答える元仏外相ユベール・ベドリヌ氏(共同)
 ホルムズ海峡通過を待つ船舶(ゲッティ=共同)
 小学校への攻撃による犠牲者の葬儀で、子どもの写真を持つ女性=3月3日、イラン南部ミナブ(ロイター=共同)
 ダボス会議で演説するカナダのカーニー首相=1月20日、スイス・ダボス(ロイター=共同)
 パリの事務所でインタビューに答える元仏外相ユベール・ベドリヌ氏(共同)

 米イスラエルとイランの交戦や、それに伴う世界的な燃料価格高騰をめぐって、トランプ米政権の迷走が続く。米欧関係に長年携わり、歴代の米政権を見てきた元フランス外相ユベール・ベドリヌさんが、トランプ2・0を読み解いた。(聞き手・構成は共同通信論説委員 軍司泰史)

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 トランプ大統領は長い戦争は望まない。だが、期限を切った空爆なら認める。今年1月のベネズエラ攻撃で、トランプ氏はおそらくイランも「やれる」と踏んだのだろう。最高指導者(ハメネイ師)を排除して別の人間を据えればいいと。だが、イランをベネズエラにたとえるのは不可能だ。合理的に考えれば、すべては誤りだった。

 米国のイラン攻撃には、イスラエルの圧力な...

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