
新潟日報朝刊で好評連載中の遠藤麻理さんのコラム「なんとかなる」が、デジタルでもご覧いただけるようになりました。デジタル限定で過去のバックナンバーもこちらで順次再掲していきます。
先日、マネーセミナーがあり、司会として参加してきました。
最初に講師が私たちにこう聞きました。「あなたの夢はなんですか? まずはそれが大事です」。目的を「お金をためること」ではなく「夢」に設定することで、やる気とワクワク感が生まれますよということです。
なるほど、確かにそうですね。お金をためるに設定すると、どうしても「我慢」や「節約」といった言葉が浮かびます。
しかし夢ならば、実現に向けていっちょ頑張るかと思えますし、そのためにはいついつまでにこのくらいためるぞと、より具体的にイメージできそうです。
早速私も書いてみました。以下がそれです。「いい老人ホームに入りたい」「金の心配をせず好きにしていたい」「誰にも迷惑をかけずに死にたい」。
寂しいですよ、こんな夢。もはや夢と呼べるものではありません。
講師が例に挙げたのは「マイホームが欲しい!」「家族みんなでディズニーランドに行きたい!」といったものでした。そうだったそうだった、夢ってそういうものだった。
こんな私だって、子供の頃は夢にあふれていました。「濃いカルピスが飲みたい」「おばあちゃんに量を指図されることなく、レディーボーデンをカップごと抱えて食べたい」とか。小学3年生の頃は「モデルになりたい」という夢もあったっけ。そうしたら担任の先生が「麻理が大きくなる頃には今より多様性が認められていると思うからきっとなれるよ」と言いました。今考えるとどういうこと? 先生。

「あなたには夢がありますか?」...
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