墜落現場に残る文字の書かれたB29爆撃機の残骸=2025年12月24日午後1時11分、宮崎県高千穂町
墜落現場に残る文字の書かれたB29爆撃機の残骸=2025年12月24日午後1時11分、宮崎県高千穂町
宮崎県高千穂町での平和祈年祭に出席したB29パイロットの遺族=2025年8月29日午後2時18分、宮崎県高千穂町
墜落したB29爆撃機の残骸を持つ工藤寛さん=2025年12月24日午後0時18分、宮崎県高千穂町
墜落現場に残るB29爆撃機の残骸=2025年12月24日午後0時53分、宮崎県高千穂町
B29爆撃機の墜落現場に建てられた看板=2025年12月24日午後0時53分、宮崎県高千穂町
宮崎県高千穂町での平和祈年祭で手を合わせる工藤寛さん=2025年8月29日午後2時32分、宮崎県高千穂町

 1987年9月、宮崎県高千穂町の工藤寛さん(72)は、友人と地元の山を登っていた。当時は県職員。九州では絶滅したと言われてきたツキノワグマの生息調査で山道を歩いていると、つま先にコツンと何かがぶつかった。土から金属片が突き出ている。引っこ抜くと、50センチ大の金属。数字やアルファベットが刻まれていた。

 「航空機の部品のようだと直感した。でもなんでこんな山の中に…」

 気になって調べ始めると、想像を超える展開が待っていた。(共同通信=今枝礼華)

 ▽「空からアメリカが降ってきた」

 工藤さんはまず、周辺の地域に住む年配の人々に話を聞いて回った。分かった話をまとめると、こんな感じになった。

 「終戦から...

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