衆院本会議で「国家情報会議」創設法案が審議入りし、質問に答弁する高市首相=2日午後
 衆院本会議で「国家情報会議」創設法案が審議入りし、質問に答弁する高市首相=2日午後
 衆院本会議に臨む高市首相(手前)と木原官房長官=2日午後
 高市首相と野党の主な発言

 高市政権が力を入れる「国家情報会議」創設法案の国会論戦が始まった。野党は情報機関の権限拡大によるプライバシー侵害や、恣意的運用の危険性を指摘。歯止め策も論点に挙げた。高市早苗首相はインテリジェンス(情報活動)機能を強化するための法整備の必要性を訴え、理解醸成に躍起となった。

 ▽懸念当たらず

 国家情報会議は首相が議長となり、事務局の「国家情報局」が警察庁や防衛省など関係省庁との総合調整を担う仕組みだ。中道改革連合の後藤祐一氏は2日の衆院本会議で「収集する情報は個人や民間企業も対象か。プライバシーや企業秘密の観点から懸念がある」とただした。

 首相は、国家情報局が総合調整を担う案件として、安全保障...

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