新潟県の東京電力柏崎刈羽原発の(左から)5、6、7号機=2025年11月
 新潟県の東京電力柏崎刈羽原発の(左から)5、6、7号機=2025年11月
 東京電力柏崎刈羽原発6号機の中央制御室で行われた原子炉起動作業=2026年1月21日
 柏崎刈羽原発の運転員における原発運転未経験者の割合
 取材に答える東京電力の遠藤大暉さん
 模擬制御室で、原発事故を想定した訓練に臨む遠藤大暉さん。大型モニターに「スクラム」と表示されている=2025年12月、新潟県刈羽村
 柏崎刈羽原発で取材に応じる東京電力ホールディングスの小早川智明社長(左)=2月18日

 「制御棒引き抜きを開始。原子炉起動しました」。1月21日午後7時ごろ、東京電力柏崎刈羽原発6号機(新潟県)の中央制御室で運転員が声を上げ、再稼働を宣言した。

 2011年3月11日の東京電力福島第1原発事故の影響で、柏崎刈羽原発は7基全てが運転を停止し、約14年ぶりの再スタートだった。長期にわたるブランクのため原発の運転を実際に経験したことがない運転員が約4割に上る。6号機の再稼働を控えた昨年12月、全電源喪失を想定した訓練で、若手運転員が語っていた思いとは…。(共同通信=広江滋規)

 ▽警報発生

 再稼働の様子は東京・内幸町の東京電力ホールディングス(HD)本社で、大勢の報道陣に向けて生中継され...

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