
県内農家らが農産品の市場開放に抗議したデモ行進=1990年12月、ベルギー・ブリュッセル
「令和の米騒動」を受け、コメ政策が大きな転換期を迎えている。コメ市場は不足局面から一転、増産と米価高騰で在庫増となり、米価下落に直面。2027年度から水田政策の根本的見直しを控えているが、農家所得に直結する米価を重視するがゆえに、農政は身動きが取れない状況が続く。増産方針を打ち出しながら「需要に応じた生産」に回帰した米価農政の行方を追う。(敬称略)=6回続きの2=
米価高騰の反動は、輸入米急増という形に表れた。
2025年10月、高市早苗政権発足後、自民党で開かれた会合。農林族重鎮で前党幹事長の森山裕(80)は危機感をあらわにした。...
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