
離農者からの田の受け皿として集積を続けてきた「道潟農場」周辺の田=17日、新潟市南区
コメ生産の現場では、個人生産者の離農が進んでいる。コメの安定供給には農地の集積・集約による大規模化が鍵とされるが、引き受ける大規模生産者からは「これ以上無理だ」との声が上がる。人手や設備の不足、厳しい耕作条件などが大規模化の壁となっているのが現実だ。生産者の声を聞いた。(報道部・山本司)=4回続きの1=
新潟市南区の有限会社「道潟農場」は、コンバインの共同利用組織から発展し、今は常勤6人で83ヘクタールを耕作する。前身の組織を立ち上げた1989年は4人で12ヘクタールの農地で耕作していたが、離農する個人などから田を預かり30年弱で面積は約7倍に膨らんだ。今年も2、3ヘクタール増える予定だ。
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