新潟大教授の石田美紀(左)が司会を務め、有識者やスタジオ関係者が語り合ったフォーラム=2月、新潟市中央区

 2月の新潟国際アニメーション映画祭の会場に、知事の花角英世(67)がふらりと訪れた。

 日本やフランスなどの中編をプライベートで鑑賞し、「多様性を感じた。一言で言えば、面白かった」と笑顔。「県はもうアニメを推している。新潟の魅力として活用したい」と語り、会場を後にした。

 花角の念頭には、県が設置した「新潟アニメ推進協議会」がある。協議会は県内に拠点を置く制作会社や大学などの関係者が一堂に集まるプラットフォームで、2025年7月から産業、文化の拠点化に向けた議論をしている。

 だが、県を挙げてアニメに関する取り組みを進めていることは、あまり知られていない。PRに向け、目をつけたのが映画祭だった。

 期間中、スタジオ関係者や有識者らが協議会について語り合うフォーラムを企画した。「映画祭を世界に周知し、新潟に人を引き寄せれば、産業も生まれる」「制作者が...

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