長年、ドキュメンタリーの映画祭を開催し、存在感を発揮する地方都市がある。「山形国際ドキュメンタリー映画祭」で知られる山形市だ。映画祭は隔年で40年近く続き、米アカデミー賞の公認映画祭になるなど、地方都市から最新の潮流を世界に発信する存在に成長。まちづくりにも、大きな影響を与えている。
「映画祭を立ち上げた小川紳介監督から、『映画祭をもり立てていかないか』と呼びかけられ、ずっと映画祭を支えてきた」
3月中旬、山形市。映画祭を主催する認定NPO法人山形国際ドキュメンタリー映画祭が企画した上映会で、理事桝谷秀一さん(67)が口火を切った。
山形の映画祭は1989年、...
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