反米のプロパガンダ壁画。イラン核問題を巡る米イラン協議の様子をモチーフにしている=21日、テヘラン(共同)
 反米のプロパガンダ壁画。イラン核問題を巡る米イラン協議の様子をモチーフにしている=21日、テヘラン(共同)
 体制支持の集会に参加する女性=21日、テヘラン(共同)
 米イランの立場

 トランプ米大統領が前言を翻し、イランとの停戦延長を宣言した。圧力をかければ折れると考えたイランが強硬姿勢を崩さず、行き詰まり感が漂う。港湾を封鎖されるイランも苦しい立場は変わらない。対米駆け引きに誤算が生じ、体制内では強硬派の声が高まる。イラン市民の間には苦境が広がる。

 ▽本音

 「ホワイトハウスで緊急会議が開かれており、バンス副大統領も参加する」。米政府関係者は21日昼、共同通信の取材に回答。この日、米代表団を率いるバンス氏はイランとの再協議のためパキスタンに向けて出発する予定だったが、急きょ変更したと説明した。

 米メディアによると、米国はイランに再協議のポイントをまとめたリストを送付していたが、...

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