死亡した次男アメルさんの写真を見るマフムードさん=2月22日、ガザ中部デールバラハ(共同)
死亡した次男アメルさんの写真を見るマフムードさん=2月22日、ガザ中部デールバラハ(共同)
避難テントの中で断食明けの食事「イフタール」の準備をする家族=2月22日、ガザ中部デールバラハ(共同)
避難するテントの近くで断食明けの食事「イフタール」の準備をする女性=3月15日、ガザ南部ハンユニス(共同)
依然として多くの住民が避難する学校の様子=2月22日、ガザ中部デールバラハ(共同)
死亡したアブドルラフマンさんの写真を見せるマナル・イブラヒムさん=3月31日、ガザ地区中部デールバラハ(共同)
ガザ地区中部デールバラハのテント密集地で避難生活を送る子どもたち=3月31日(共同)

 3月31日、パレスチナ自治区ガザ中部デールバラハの避難テントが密集する地域。日没とともにビニールのテント内は冷え込み、電灯代わりのスマートフォンの光があちこちで輝く。

 その中でマナル・イブラヒムさん(44)は、死亡した次男アブドルラフマンさん(22)の写真をまた見つめていた。アブドルラフマンさんは3月25日、近くにあるおじのテントにいたところに、イスラエル軍の無人機攻撃を受けた。即死だった。

  昨年10月の停戦発効後も、イスラエル軍の攻撃はやまない。停戦から半年の10日までの死者は730人を超えた。

 マナルさんは無力感に打ちのめされていた。「なぜ今も殺されなければならないのか」

 イラン情勢を背景に、イ...

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