国家安全保障戦略など安保関連3文書の改定に向けた有識者会議の初会合で発言する高市首相=27日午後、首相官邸
 国家安全保障戦略など安保関連3文書の改定に向けた有識者会議の初会合で発言する高市首相=27日午後、首相官邸
 国家安全保障戦略など安保関連3文書の改定に向けた有識者会議の初会合=27日午後、首相官邸
 有識者会議の主な論点

 安全保障関連3文書の改定に向けた政府の有識者会議がスタートした。高市政権はロシアのウクライナ侵攻で顕在化した「新しい戦い方」に備えるため、防衛力の抜本的強化にとどまらず、経済安保をはじめ「総合的な国力」の引き上げを目指す。一方で防衛費や関連予算の肥大化を伴うことから、国民負担の議論も避けられない。

 ▽国家の命運

 「一層厳しさを増す安保環境の中、一刻の猶予もなく、わが国の抑止力と対処力を強化する必要がある」。27日、官邸。高市早苗首相は有識者会議の初会合で「3文書改定は国家の命運を左右する重要な取り組みだ」と強調した。

 2022年2月のウクライナ侵攻は、政府の「現代の戦争」への認識を一変させた。現行...

残り780文字(全文:1079文字)