
取材に答える北海道新十津川町議会の西内陽美副議長=3月、新十津川町
地縁、高齢、男性…。長年続く地方議会の構図が変わりつつある。地域の区長ら「地元の名士」を擁立する慣習があった町村で、女性の立候補が相次いだ。北海道新十津川町や長野県朝日村では女性議員が約半数に。総務省によると、2025年末時点で全国の女性市区町村議員は18%にとどまる。来春の統一地方選に向け「地殻変動」は起きるのか。識者は「地域政治を見直す機会」と指摘している。
▽変化
「議会存続の危機だ」。広大な農業地帯を有する人口約6千人の北海道新十津川町。23年の町議選を前に不安が広がっていた。当初、立候補予定者は定数11人に対しわずか3人の見通しだった。
町議会事務局によると、候補者は11の区からそれぞれ...
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