昨年11月、米国からの客人を招いた記者会見が東京の日本記者クラブで開かれた。演壇に立ったのはAP通信社長兼最高経営責任者(CEO)のデイジー・ヴィーラシンハムさん。米メディアの置かれた状況を詳しく紹介してくれた。
質疑応答に移り、かねて米国のメディア幹部に聞いてみたかった質問を投げかけた。言論・報道や政治活動の自由を保障した合衆国憲法修正第1条は「無傷なのか、侵されているのか」と。
この2カ月近く前、未公表情報を報じる際は「事前検閲」を受ける必要があるとする国防総省の取材指針が示されていた。トランプ大統領も敵対的なメディアに露骨な圧力をかけていた。
米国を代表する報道機関のトップとして、こうした締...
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