
高市首相のビデオメッセージが寄せられた改憲派の集会=3日午後、東京都千代田区
憲法改正の「時は来た」とアクセルを踏む高市早苗首相の下で初めて憲法記念日を迎えた。改めて焦点となるのが、9条改正の是非だ。軍事大国による武力行使や威嚇に歯止めがかからず、抑止力強化が不可欠だとする改憲派に対し、護憲派は「誤った戦争」に巻き込まれかねないと危機感を強める。国際秩序が揺らぐ中、深まり続ける両者の溝。元防衛官僚は、抑止と対話の両輪を回す「第三の道」を進むべきだと訴える。
▽一変
「中国の核戦力強化を見れば、憲法を改め、自国の防衛の在り方を示すべきだ」。3日、東京都内で開かれた改憲派の集会に参加した杉並区の菱倉義成さん(74)はこう指摘した上で「侵略された際、9条の条文を見せれば、引き返...
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