
石油供給を巡る構図
日中韓と東南アジア諸国連合(ASEAN)の財務相・中央銀行総裁会議では、中東情勢悪化を受けて石油の供給確保策が議題となった。ただ、日本は東南アジア諸国への資金援助を打ち出す一方、中国は自国の石油備蓄拡充にまい進しており、供給不安解消への道筋は見えない。中国が石油を大量購入すれば価格上昇につながり、日本の支援の効果を相殺してしまう懸念もある。
▽貢献
「地域協力はこれまで以上に重要だ」。片山さつき財務相は3日、会議の開かれたウズベキスタン・サマルカンドで、各国の代表者を前に中東の混乱に伴う会議の意義の高まりを強調した。
日本は4月、先行してアジア各国に計約100億ドル(約1兆6千億円)を拠出して石油...
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