
手を振るローマ教皇レオ14世=4月、バチカン(ロイター=共同)
ローマ教皇レオ14世が教皇選挙(コンクラーベ)で選出されてから8日で1年。前教皇フランシスコが性的少数者らに柔軟な対応を打ち出して議論を呼んだのに比べ、当初の予想通り保守派に配慮して信者らの分断を生むような言動は抑制的だ。ただ自身を批判するトランプ米大統領には一歩も引かない姿勢を示し、平和外交では徐々に独自色も発揮し始めている。
▽伝統に配慮
「教会の統一や分裂は性的問題を中心に語られるべきではない。もっと重要なテーマがある」。レオ14世は4月下旬、同性カップルへの「祝福」に関する記者の質問にこう答えた。前教皇は「祝福」を認める歴史的な一歩を踏み出したが、レオ14世はカトリックの伝統的価値観に寄...
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