
NPT再検討会議で議長を務めるベトナムのドー・フン・ビエット国連大使(手前左)=6日、米ニューヨークの国連本部(共同)
4月27日に開幕した核拡散防止条約(NPT)再検討会議は、最終日の今月22日に成果文書を採択すべく、草案を基に本格的な議論が始まった。採択は全会一致が原則。ウクライナ侵攻やイラン攻撃、日中関係の悪化など混迷する世界情勢が影を落とし、初日から非難の応酬が続く。ただ文書をとりまとめる議長周辺は「まだ想定内」と採択に希望をつないでいる。
▽交渉と妥協
「全ての加盟国が交渉に全面的に関与できるよう、早期に草案を提示することが不可欠だ」。6日夕、再検討会議で議長を務めるベトナムのドー・フン・ビエット国連大使がこう述べ、成果文書の合意点を探る交渉の開始を宣言した。2015年と22年の再検討会議は議論が決裂し...
残り720文字(全文:1019文字)












