
米オハイオ州のホンダの企業博物館に展示された「シビック」(ホンダ提供・共同)
ホンダが2026年3月期連結決算で巨額赤字に陥った。元凶となった四輪事業で売れ筋といえるのは「N―BOX(エヌボックス)」ぐらいで、利幅が薄い軽自動車に依存する構造は限界を迎えている。自由闊達な開発環境でホンダの競争力の源泉といわれた本田技術研究所の強化に活路を見いだす方針だが、成否は未知数だ。
▽国内3位
本業のもうけを示す営業損益は、四輪が1兆4111億円の赤字だったのに対し、二輪は7319億円の黒字だった。四輪は二輪のもうけに支えられるのが常態化。「軽以外を強化しなければいけない」(貝原典也副社長)のは分かっているが、四輪部門では「切り離されてもおかしくないという空気すらある」(中堅幹部)...
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