古文書に記された地震の記述からAIで震度を推定するよう取り組む大邑潤三さん=2月、東京都文京区の東大地震研究所
 古文書に記された地震の記述からAIで震度を推定するよう取り組む大邑潤三さん=2月、東京都文京区の東大地震研究所
 古文書に記された地震の記述からAIで震度を推定するよう取り組む大邑潤三さん=2月、東京都文京区の東大地震研究所
 AIの推定で用いられた古文書などの記述と震度の例

 古文書に残る過去の地震について、記述を対話型生成AI(人工知能)で読み取り、震度を推定する研究を東京大地震研究所の大邑潤三助教(39)=地理学=らが進めている。人が読み取る従来の手法では処理できる量に限界があり、研究者によって精度にばらつきもあった。AIで機械的な大量処理を可能にし、データベースを充実させ、過去の地震の実相により迫りたい考えだ。

 地震計がない時代に発生し、古文書などに記された昔の地震は「歴史地震」と呼ばれる。同研究所教授や、日本地震学会会長を務めた故宇佐美龍夫さんらが被害の記述を読み取り、揺れの大きさを推定してきた。

 ただ過去の研究は「多数の地点の震度を推定するのは労力がかかり、...

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