
入院中の渡辺竜五佐渡市長と画面越しに面会した末松信介文科相(左)=7日、佐渡市役所
世界文化遺産への登録を目指す「佐渡島(さど)の金山」について、政府が2023年の登録を断念する事態になったことを受け、末松信介文部科学相は7日、新潟県佐渡市を訪れ、同市の渡辺竜五市長とオンラインで面会した。末松氏は国連教育科学文化機関(ユネスコ)から推薦書の不備を指摘された経緯を説明し、再提出に向けて協力を要請。その後、不備を指摘された西三川砂金山を視察した。
面会は冒頭以外非公開で約30分間行われた。都内で入院中の渡辺市長は画面越しに「難しい問題が出てきたが、特に国には佐渡の悲願(の成就)を手伝ってほしい」と述べ、国県市の連携を求めた。
面会後、末松氏は西三川砂金山を視察。ユネスコが「説明...
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