戦没者を悼む鎮魂の花火「白菊」=8日午後5時ごろ、長岡市
戦没者を悼む鎮魂の花火「白菊」=8日午後5時ごろ、長岡市

 太平洋戦争の開戦から80年となった8日、米ハワイの真珠湾攻撃を指揮した連合艦隊司令長官山本五十六の出身地である新潟県長岡市で、戦没者を慰霊する鎮魂の花火「白菊」が打ち上げられた。

 市民有志でつくる実行委員会が企画し、2011年から毎年実施している。白菊3発と平和の願いを込めた金色の花火3発が午後5時ごろ、信濃川河川敷から上がった。

 長岡リリックホールでは、自ら育てた野菜の販売などで白菊1発分の費用を集めた希望が丘小学校の児童らが見守った。小雨が降る中、白一色の大輪が夕闇の空を彩ると、集まった人たちは手を合わせ、鎮魂と平和の祈りをささげていた。

 希望が丘小6年の児童は「戦争で亡くなった人たちに寄り添うことができたと思う。花火で平和のメッセージが世界に伝わってほしい」と話した。