前回、氷見線に向かう道中、期せずして高岡にてトラムに遭遇したと書きました。路面電車のある街区の眺めは、どことなく懐かしい思いにかられるところです。私の郷里である新潟市にもかつて路面電車が走っていました。そんな思い出も手伝ってかもしれません。  さて、先月ようやく万葉線を数日間にわたって集中して撮影してきました。いつも通りフル装備の機材で様々な機能を駆使してのことです。基本的に車移動でしたが、宿泊したホテルにレンタサイクルがあったことから、標準レンズ1本だけで市内を回りました。  そこでまた新たに思い返したことがありました。トラム撮影は歩ける範囲は歩くという基本であると。よって自転...

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