12月3日に行われた今季の最終戦でプレーするMF三戸舜介=ビッグスワン
12月3日に行われた今季の最終戦でプレーするMF三戸舜介=ビッグスワン
12月3日に行われた今季の最終戦でプレーするMF三戸舜介=ビッグスワン

 サッカーオランダ1部リーグのスパルタは12月21日、J1アルビレックス新潟のMF三戸舜介(21)を獲得したと発表した。契約期間は2028年までで、2024年1月2日に合流する予定。関係者によると、完全移籍となる。

 三戸は山口県出身。2021年にJFAアカデミー福島U-18から当時J2の新潟に加入した。3年目の今季は、緩急を付けた鋭いドリブルや強烈なミドルシュートなどで活躍。リーグ戦31試合に出場し、4得点2アシストを記録した。

 今季、最も活躍した若手に贈られる「ベストヤングプレーヤー賞」に選ばれたほか、月間ベストゴールを2回受賞した。パリ五輪を狙うU-22(22歳以下)日本代表としても、先発での出場が続いた。

 ロッテルダムを本拠地とする移籍先のスパルタには、同じパリ五輪世代のMF斉藤光毅が所属する。オランダ1部リーグでは、日本代表のFW上田綺世(フェイエノールト)らもプレーしている。

 三戸はかねてから海外志向があり、12月5日には「海外に行かないと、パリ五輪(の出場)やA代表には入っていけない。海外への意識は今年さらに強くなった」と語っていた。

 新潟では昨季にMF本間至恩、2023年6月にMF伊藤涼太郎と海外移籍が続く。新潟で成長した若き才能が、またも世界へ羽ばたく。

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